イベント盛りだくさんだった週
182日目 1/13(月)
朝、事務所のキーボードから蟻がわらわらと出てくる大惨事。
JICAのNS(National Staff)からTEL。近々、JICAがうちの事務所に来て打ち合わせするとは聞いてたけど、「明日の10時にアポとれました」と。急だな〜。
今後の活動についてざっくりした案は頭の中にあったけど、あわてて計画表のフォーマットにまとめ上げる。(でも、「これやらないんだろうなー」とは思いつつ)
事務所の代表にもJICAから連絡入ったらしく「明日10時に打ちあわせあるから。忘れるなよ〜。」と言われる。(フラグ立った。。。)
183日目 1/14(火)
8時からうちの事務所は営業しているのですが、8時にはおらず、9時になっても代表は来ず。。。10時にJICAスタッフが来るも、代表がいないじゃないか。。。TELで呼び出し30分遅れで参加。会議内容は…あんまり前進しなかったねぇ。
夜は東ティモールと日本の協力関係が20年を記念したレセプション(=大使館主催などの公的なパーティー)へ。
外務省から政務官やキャリア官僚が来てたり、偉い人にMr.の代わりに着ける敬称「His excellency 」を使ったあいさつ久々に聞いたりと、普段の協力隊隊員の生活とはちがった雰囲気を味わいました。
(レセプション自体はジョージアまで遠路はるばる参加しに行ったことがあるので2年ぶり2回目の出場。今回は公邸料理人がいないので飯は普通のティモール&洋風ごはんだったのが残念)
先輩の体育隊員に企画書の書きたいんだけど手伝ってほしいと言われる。頼られるってうれしい〜、仕事があるってうれしい〜。
帰りはレンタカーのバス(大きいハイエース)で送ってもらったんだけど、そのシートにダニがいて、ガッツリ腕食われて、かゆい〜悔しい〜。
184日目 1/15(水)
去年、モリンガをインドネシアに持って行ってラボテストして、栄養価を調べてもらったんだけど、それの栄養情報をラベルとして商品に貼るべきと言われ、栄養価についてのラベルを作る。
人参の葉を欲しがってた統治在住の日本人の方に連絡
185日目 1/16(木)
「東ティモールの国造りへの課題〜ガバナンス指標を始めとする各種指標と2020年予算案から考える〜」
JICAというテーマでJICA所長主催の勉強会。
ASEAN(東ティモールは加入したい)諸国に比べてもいまいちな現状や、この国の開発が上手くいっていないこと、がよくわかった。
なんていうのか、「どうせ買うなら、いいもの買った方がいいですよー」なんて、舗装路もない国でフェラーリ買わされた感じかな?
186日目 1/17(金)
先輩らの中間報告&最終報告会。特に若い世代がやったプレに感銘をうけた。
自分には出来ないスタイルのプレで勉強になったなー。You Tuber型とでもいうのでしょうか。いやー、若さとセンスなのか。
あと、プレは場数だね。会社とかでのプレの経験がない人ら、現役の訓練生らはぜひ、自主講座を訓練所にいる間にやって、プレの経験をしておくといいと思うよ。
ドミ(隊員が使う共同宿泊施設)の掃除をして、久しぶりにインド人がやってるワルンへ。
あの美味しいナシゴレンを食べたかったんだけど、夜限定らしく残念。
夜は韓国料理で送別会。まぁ、いろんな人がいるから、いろんな考え方があるよね。
187日目 1/18(土)
昨日送別した先輩隊員が「俺、ハイネケンの工場見学に行きてぇ」とのことで、JICA専門家に車を出してもらって、ハイネケンへ。
そう、あのチャンピオンズ・リーグで有名なオランダの緑のビール、ハイネケンが工場を建て、ビンタンなどのビールを国産してます(お米や水ですらまだまともに国産で来ていないのに、何故か立派なビール工場が) ちなみにビールについてはこちらのページにまとめてます → 東ティモールのビール
工場見学させてくださいって来たけど、そりゃ休みにアポ無しじゃ無理だよね。(ちなみに事前にアポ取りのコンタクトをしたものの返事無し)
ディリの郊外にあるワンダラービーチへ。前回は帰りヒッチハイクだったりしたけど、今回はJICA専門家に車を出してもらったので、便利〜。
いやー、前回よりも海は綺麗かも!と思ったら。。。
なんか、洗濯物干されてるし、テント貼って住んでる人ら(ざっと見て15人以上)いるし!聞けば3ヶ月住んでるとのこと(前回来た時の後から住み始めたらしい)
これ、なんとかならないものかな。。。こんな綺麗な海があるのに、公共交通機関でこれないわ、スラム化してるわ。残念すぎる。。。
東にある隣の県、マナトゥトゥを目指す。道中絶景が続くんだけど、撮影スポットになってるちょっと開けた土地が会って「日本人?コトミ知ってる?」と先輩隊員の友人家族から話しかけられた。世間って狭ぇ〜。
ガードレールのない山道で山をいくつか超えてマナトゥトゥ県の県都マナトゥトゥ市(人口約3700人)へ。
県都とはいえ、流石に4000人いないだけあって、ちょっと広めの集落といった感じの街。ご飯を食べる場所も見つからず、なんとか自称レストラン(実際は食堂)で$5もする高級なナシゴレンを食べる。
帰りにファーマーズマーケット酔って帰宅すると、もう夜でした。遊んだね。
188日目 1/19(日)
納豆祭りの日
元東ティモール協力隊の隊員でこちらで、映像制作会社起業された大先輩のお宅にお邪魔して納豆づくりを学ぶ。
ついでにヨーグルトの作り方も教わる。もうまるっと1日発酵DAY。
帰りに前から気になってたフィリピン料理食べて
この週は、専門家やNGOにいる元隊員の人と話したりする機会が多く、「東ティモールの隊員は、隊員同志で集まるよね〜」と聞くことが何度かあった。
東ティモールはシニアボランティアがいないことや、狭い地続きの国土(オエクシ以外は飛行機使わなくても来れるし、モルジブみたいな島嶼国家とかPNGなんかは飛行機だし、アフリカも国によってそうだよね)で頻繁に首都に集まれること、そもそも首都に隊員がたくさんいることから隊員同士の仲がよく、隊員以外の専門家などから見ると、少し壁を感じるとのこと。(「アフリカとかでは隊員の歓送迎会にも専門家読んでもらえてたんだけどねー」と。ここ半年くらいの歓送迎会には隊員とJICA職員以外は呼んでないね。)
確かに、先日の大使館主催レセプション(立食パーティ形式でも、隊員同士で固まってて、あまり専門家やNGOの人らと話してる隊員も少ないように思えた。
新卒で来た若い隊員が多かったりするので、何カ国も渡り歩いて来た経験豊富な専門家の方らやNGOの人らは、年も離れてて、ちょっと遠い存在に見えるのが理由なのかも。
一方で、私はもう40歳。専門家やNGOの人らよりも歳上の場合もあるし(だからなんだって話で、新卒だろうと四十路のおっさんだろうと、隊員は隊員)、自分が知らない業界の話をその道のプロから聞くのが好きなのでで、専門家やNGOの人らにも特に抵抗はない。
せっかく東ティモールなんてなかなか日本人がいない国で、日本での生活では滅多に合わない人らと会う機会も多いので、隊員以外の人らともどんどん仲良くしていきたいと思ってる。(日本では広義の自動車業界なので、お米の専門家や水の専門家の話を聞く機会はこれまでほとんどなかったので、何聞いても面白いんだよね。)
一方で、新卒隊員とかの20代前半の人らとフラットな立場で付き合えてるのは、非常にいい刺激をうけてるし、こちらも何聞いても面白いな。