ボタルディ(こんにちわ)、いや、内容的にはボノイテ(こんばんわ)かな?
東ティモールのビールについて紹介します。
ここ東ティモールの首都ディリは年中暑くビールが美味いです。(山間の地方に行くと結構寒かったりするので、あくまで海沿いにある首都の話)
1. BINTANG ビンタン ($1 / 250ml、$1.5/330ml)
何はなくとも東ティモールを代表するビール。「え?インドネシアでしょ?」ってその通り。インドネシア語で「星」を意味するビンタン、まさにインドネシアのビールなんですが、ハイネケン(おなじみのオランダの星のブランド、そしてそう、オランダはインドネシアの元宗主国)がビンタンのライセンスをとって、東ティモールにビール工場を作って、インドネシアのビンタンビールを東ティモールで国産しているのです。缶の表記がテトゥン語なので、国産とわかります。250mlの小さいサイズから、330mlや大瓶までサイズはまちまち。
250ml缶 | $1.0 |
330ml缶 | $1.5(レストランだと$3くらい?) |
330mlビン | $1.75(レストランだと$3〜4くらい?) |
630mlビン | $3.00(レストランだと$5〜7くらい?) |
あれ?こうやって見ると、250ml缶を飲むのが一番コスパがいいのか!?
2. TIGER タイガー ($1 / 250ml缶)
こちらもビンタン並みによく見かけるビール。「え?シンガポールの…」その通り!こちらも、ビンタン同様に、シンガポールのタイガービールのライセンスもらって、ハイネケンが東ティモールで国産してます。なぜか、この250ml缶のしか見たことない。シンガポール同様に暑いので、この味・ノド越し最高ですね。
3. HEINEKEN ハイネケン ($1.5 / 250ml缶)
ビンタン・タイガーのところで説明済みですが、オランダ発世界中で愛されるヨーロッパのピルスナー。さすがグローバル企業、東ティモールまで工場作りに来ました。国産でちょっと細めの缶で売ってます。同じ国産でも、やはりヨーロッパのブランドビールという位置付けにしたいのか、やや高めの値段設定。
4. Carlsberg カールスバーグ($1.5/ 330ml缶)
同じくヨーロッパはデンマーク発、世界中で愛されるピルスナーです。これは輸入ですね。個人的には飲むなら、タイガーかこれが好きです。
5. SUPERBOCK ($1.5 / 250mlビン)
東ティモール来るまで見たことなかった、謎のビール。小さい商店とかでもちょこんと売ってるのをよく見かけます。実は1927年創業の由緒正しいポルトガルのビール。上の4つがピルスナータイプに対して、ペールエールです。結構、味がしっかりあります。黒ラベルのスタウトタイプもたまに見かけます。
6. LIURAI ($1.75 / 500ml)
これぞ、東ティモールというビール。さっきからしつこく出てくるハイネケンが開発した、キャッサバ(芋です。タピオカの原材料)を使った、キャッサバ・ビール。アルコール強めの7.8%に少し甘みを感じる濃い味。2Lペットボトルとかも売ってます。
ちなみに、名前の「リウライ」とは、東ティモールの伝統的な支配者(王様)の呼び名です。各地を収める豪族の酋長という感じ?
7. ABC アーベーチェー ($1.75/330ml缶)
これもよく見ますね。Extra Stoutというだけあって、どっしりとしたコクのある味です。シンガポールのAsia Pasific Breweries Limitedの製品。この暑い国ではスタウトあんまり合わないと思うだよね。。。
8. DRAFTBEER バリハイドラフトビア ($1.5/330ml缶)
たまに見かける、「ドラフト・ビア・ラガー」とだけ書いてあるこの缶。日本から東ティモールに来るのときに乗り換える、バリ島の「バリ・ハイ」ビール。ラガータイプなので、割と日本人の好みにも合う味。
輸入ビールは、オーストラリアからたくさん入ってきてるので、また、追って紹介しますが、暑い東ティモールでは冷えたビールが美味しいですね。ただ、色々と危険も多いので、飲み過ぎには、ほんとに注意。。。到着初日からロッカーに頭ぶつけて同期1早く病院送りになった人もいますから。。。